【動画内容書き出し】
キャリア相談に関する調査結果
- 1. キャリア相談に関する アンケート調査の結果 ( 同 ) 実 践サ イ コ ロ ジー 研 究 所 2 0 2 2 年3 月 3 日
- 2. 概要 • 2020年2月に一般の方2000名を対象にアンケート調査を実施した。 • 回答者は、30代が大半で1,612名(80.6%)、女性が1,284名 (64.2%)、男性が689名(34.4%)だった。 • 仕事に関する悩みを複数回答可の選択式でたずねた。 • 回答者は、平均で4.2個の悩みを抱えていた。 • 悩みで最も多かったのは、女性は「給与が少ない」、「いつまで今の仕事 を続けられるか」、「現在の生活に満足していない」であった。男性は、 「給与が少ない」、「転職すべきかどうか」、「現在の生活に満足してい ない」であった。 • キャリアコンサルタントについて、まったく知らなかったと回答した人が 1,276名(63.8%)、名前くらいは知っていると回答した人が5 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 2
- 3. 年代と性別 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 3 回答者の多くは30代で、 女性64%、男性34% だった。
- 4. 就労状況と性別 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 4 男性は68.5%がフルタ イム雇用だったのに対して、 女性は、フルタイム40. 0%、パート・アルバイト 28.3%、 無職15.0%であった。
- 5. 仕事に関する悩み(複数回答可) 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 5 男女ともに「給与が少な い」と回答した人が最も多 かった。 女性では、「仕事と子育て の両立についての悩み」、 「いつまで今の仕事を続け られるか」と続いた。 男性では「転職すべきかど うか」、「現在の生活に満 足していない」と続いた。
- 6. 国家資格キャリアコンサルタントの認知 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 6 男女ともに「まったく知ら なかった」と回答した人が 最も多く、全体で63. 8%であった。取得を考え ている人以外で知っていた のは、34.5%だった。
- 7. 業界への提案 • 国家資格キャリアコンサルタントの認知度が低く、必要な人が専 門的なキャリア相談にアクセスできていない可能性が高い。一層、 広報に労力と資金を投じなくてはいけない。 • 男女共に、給料、転職、生活への満足、仕事の将来性、副業や起 業に関する悩みを抱えている方が多い。女性はこれらに加え、仕 事と子育ての両立についての悩みを抱えている。特にこれらの側 面へのキャリア相談体制の充実を図る必要がある。 • 上記の側面については、悩みの詳細を把握するための調査の実施、 相談の前段階としての自助ツールの開発・公開が求められる。 合同会社実践サイコロジー研究所©2022 ppinstllc@gmail.com 7